サキニタッタラ(公演編)
2006年9月22日 演劇早稲田大学演劇倶楽部新人公演
「サキニタッタラ」
無事公演終了しました(4日前に(爆))
詳しい人数を聞いていないのですが、
「キャパ、100人分作れば足りるんじゃない?」
という予想をはるかに超え、3ステージとも100人以上の方に観てもらえるという幸せな状況でした。
本当にありがとうございました。
というわけで、メイキングオブサキニタッタラ!(タカピコのパクり)
新人公演はやはり特殊な形態なんだな、と思います。
稽古体勢としては、新人担当が稽古するシーンを前日に発表。
そして、そのシーンが来るまでそこに出る役者陣で自主練。
そして、新人担当に観てもらってダメ出し。本当に、ただのダメ出し。役者陣がひどい時には
「ぬるい」「たるい」「つまらない」「ふざけんな」
しか言われないことも多々。
つまり、「演出不在」の舞台なのです。
後々出てきますけど
特色その1「面白ければいい」
面白ければ何をやってもありなんです。
だから、台本改変も自由。脚本家としてはどうだったのか、心中は知りませんが、どんどんシーンが変わります。
セッタ初登場(うるまの回想シーン)なんかは、元々台本にあった台詞は1つしか残ってないとか。
特色その2「パワー勝負」
直前の返し稽古でまで「声が小さい」「テンションが低い」
とダメ出しされていきます。
そんなわけだからテンションは張るし、叫ぶし。
感想を聞いてて一番多いのが、叫んでて聞き取りづらい、だったわけです。言い訳ですけどね。叫んでたって、聞こえやすく叫ぶことはきっと可能なわけですから。
今回の役、「らくだ」にはとにかくとにかく感情移入が出来ませんでした。
公演終わったんでネタバレですが書きます。
シスコンでセレブとかいう役柄でした。しかも、自分は大学生グループだったんですが、大学生グループのクライマックスで狂って妹をレイプした、と自白してしまうような役。
兼ねてからシスコンシスコンとネタにされてる自分ですけども、
リアルに妹と仲はよくないので、近親相姦とか身の毛がよだつくらいだったわけです。
これで、妹役である「うるま」の性格が似てないのが救い。
今回の公演では色々考えさせられました。
まぁまず、サークル以外・・部活にしろ、8月に公演した夢製にしろ、ぬるい稽古場だったことがあります。
8月の稽古場は、実は半分くらいは意図的にそうしていた部分はありますけどもね(!)
とにかく、なあなあでやってきてたんだなぁ、って思いました。
今回は逃げれない。逃げて抜け道を行こうとしようとも、新人担当の目は誤魔化せない。
稽古ってこういうものなのか、って思いました。
こういう張り詰めた稽古場に、今後は自分のやり方をプラスしていきたい、って思います。
後、動き方。
導線じゃなくて、個人の。
まぁ、やる舞台の質によるっちゃよるんですけども、今回は新人公演。とにかくパワー勝負。
でかく動くこと。でかく表現すること。
そうしなきゃ客席まで届かない。
おかげで、(少なくとも今までよりは)大きく体や顔を動かすことができるようになったと思います。
自分の力不足もやはり切実に感じました。
自分の台本ならできたのに・・とか思うこともあったけど、それって役者としてどうなんだろう、とか。
兄役である「けんと」、妹役である「うるま」
二人はどんどん台本にネタを入れて、輝いていきます。
一方。らくだという役が掴めてなかった証拠というか、全然ネタがはさめない。
とにかく前後のつながりを求めてしまう自分にとって
「面白ければなんでもあり」という新人公演ならではの思考になれず、ネタを入れれない。言い訳だね。
結局はけんとのネタについていく始末。本番中、けんとが爆笑を持っていく時に、悔しさを感じました。
とはいえ、今回の公演、悔いは残ってません。
悔しいと思った、ってすぐ上の行に書いてますけど(笑)
というのも、やりきったとは思えるからです。
そりゃあまだまだ上はあるけど、今の自分に出来る精一杯をやったと思ってます。
今回感じた悔しさは、次へのバネにします。
「サキニタッタラ」
無事公演終了しました(4日前に(爆))
詳しい人数を聞いていないのですが、
「キャパ、100人分作れば足りるんじゃない?」
という予想をはるかに超え、3ステージとも100人以上の方に観てもらえるという幸せな状況でした。
本当にありがとうございました。
というわけで、メイキングオブサキニタッタラ!(タカピコのパクり)
新人公演はやはり特殊な形態なんだな、と思います。
稽古体勢としては、新人担当が稽古するシーンを前日に発表。
そして、そのシーンが来るまでそこに出る役者陣で自主練。
そして、新人担当に観てもらってダメ出し。本当に、ただのダメ出し。役者陣がひどい時には
「ぬるい」「たるい」「つまらない」「ふざけんな」
しか言われないことも多々。
つまり、「演出不在」の舞台なのです。
後々出てきますけど
特色その1「面白ければいい」
面白ければ何をやってもありなんです。
だから、台本改変も自由。脚本家としてはどうだったのか、心中は知りませんが、どんどんシーンが変わります。
セッタ初登場(うるまの回想シーン)なんかは、元々台本にあった台詞は1つしか残ってないとか。
特色その2「パワー勝負」
直前の返し稽古でまで「声が小さい」「テンションが低い」
とダメ出しされていきます。
そんなわけだからテンションは張るし、叫ぶし。
感想を聞いてて一番多いのが、叫んでて聞き取りづらい、だったわけです。言い訳ですけどね。叫んでたって、聞こえやすく叫ぶことはきっと可能なわけですから。
今回の役、「らくだ」にはとにかくとにかく感情移入が出来ませんでした。
公演終わったんでネタバレですが書きます。
シスコンでセレブとかいう役柄でした。しかも、自分は大学生グループだったんですが、大学生グループのクライマックスで狂って妹をレイプした、と自白してしまうような役。
兼ねてからシスコンシスコンとネタにされてる自分ですけども、
リアルに妹と仲はよくないので、近親相姦とか身の毛がよだつくらいだったわけです。
これで、妹役である「うるま」の性格が似てないのが救い。
今回の公演では色々考えさせられました。
まぁまず、サークル以外・・部活にしろ、8月に公演した夢製にしろ、ぬるい稽古場だったことがあります。
8月の稽古場は、実は半分くらいは意図的にそうしていた部分はありますけどもね(!)
とにかく、なあなあでやってきてたんだなぁ、って思いました。
今回は逃げれない。逃げて抜け道を行こうとしようとも、新人担当の目は誤魔化せない。
稽古ってこういうものなのか、って思いました。
こういう張り詰めた稽古場に、今後は自分のやり方をプラスしていきたい、って思います。
後、動き方。
導線じゃなくて、個人の。
まぁ、やる舞台の質によるっちゃよるんですけども、今回は新人公演。とにかくパワー勝負。
でかく動くこと。でかく表現すること。
そうしなきゃ客席まで届かない。
おかげで、(少なくとも今までよりは)大きく体や顔を動かすことができるようになったと思います。
自分の力不足もやはり切実に感じました。
自分の台本ならできたのに・・とか思うこともあったけど、それって役者としてどうなんだろう、とか。
兄役である「けんと」、妹役である「うるま」
二人はどんどん台本にネタを入れて、輝いていきます。
一方。らくだという役が掴めてなかった証拠というか、全然ネタがはさめない。
とにかく前後のつながりを求めてしまう自分にとって
「面白ければなんでもあり」という新人公演ならではの思考になれず、ネタを入れれない。言い訳だね。
結局はけんとのネタについていく始末。本番中、けんとが爆笑を持っていく時に、悔しさを感じました。
とはいえ、今回の公演、悔いは残ってません。
悔しいと思った、ってすぐ上の行に書いてますけど(笑)
というのも、やりきったとは思えるからです。
そりゃあまだまだ上はあるけど、今の自分に出来る精一杯をやったと思ってます。
今回感じた悔しさは、次へのバネにします。
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