コンプレックス

2005年10月19日
物語には、作者のコンプレックスが強く出るらしい。

自己推薦文というものは、自分だけしかかけないようなことを書くといいらしい。
とりあえず心臓のことと、もう一つ台本を通して何か書こうとしたんだけど、そこで気がついたことが。

夢製造会社・・夢の世界へ逃げてしまった少女の孤独
パンドラの箱はオルゴール・・箱をあけてしまった二人の少女の孤独
ナマモノ・・人の心が読めてしまう女の子・嫌われ者・転校生の孤独
神様を探せ!・・仕事に疲れた神様の孤独
K−1・・造られた存在でしかないAIの孤独
バイバイサンキュー・・雨男と残された者の孤独
天の光は全て星・・作品テーマ・人物みんなが孤独を抱える
赤ずきんくん・・都会の喧騒に孤独を感じた男
BACK TO BACK・・もう一人の自分と理想の自分を書き続けた小説家の孤独
AIR・・大人と子供の狭間で背伸びし続けた女の子の孤独
THE LIVING DEAD・・死んだ者の孤独
DAY DREAMERS・・受験戦争の孤独

全編孤独がどこかしらで絡んできてるんだなぁ、と気付く。
後、最近の台本は全部タイトルが英語だ、とか(爆)

なんだかどうしても、ぽっかり穴が開いてる間隔に陥る。
友人は少ないどころか多いほうだと思う。
でも、どうにもこうにも孤独を感じるのはなぜか。
自分がやっていることはいけないと思いつつも続けてしまう。
そしてまたそこで裏切られ、途方もない孤独を感じ続ける。

受験戦争は孤独。
それを完全に受け入れねばならないのだろうに。

なんだかんだいったって、寂しくなるものは寂しくなるのだ。
人間だからだ。きっと。
そう思わせてください。

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