注:これは、台本に関する考察です。
  今日の舞台にはほぼ関わってないです。
  だから考察って書いてるけど批評じゃないです。

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パンドラの箱
というのは、中にこの世のありとあらゆる絶望を封じ込めた箱。
その中に、ただ一つ。希望が入っている。
神話では、パンドラが箱を開けると、中から絶望が飛び出てくる。それを急いで閉めたパンドラ。
しかし、時既に遅く、絶望は出尽くし、中には出損ねた希望だけがのこった・・。

ということ。

じゃあ絶望って何?と。希望って何?と。

高1の頃、「地球儀のような地球・」って台本を書こうとしてた。
当時書いた「天の光は全て星」これが、孤独がテーマだったわけです。
で、ソノ頃(今も)胸に刻まれてる舞台が、先輩達がやった「半神」。
これには、孤独・欲望・誘惑・謎・秘密・後悔と、6つの”果て”に住むバケモノがいる。
そこで、1つのバケモノずつに台本を書いてやろうと思ったんです。
(挫折)
あ、ちなみに「赤ずきんくん」は、後悔をテーマにしかけたんです。だから、オープニングに「あの時のことを、まだ後悔してる」って台詞が。
裏話ー裏話ー。

そんなわけで、次は欲望について書こうとしてたわけなんですよ。
夢も希望も無い話。

ただ、希望とか欲望を扱うには高1の頭じゃ足りず、挫折(多いな)
いつか、仲間を引き連れて再挑戦はしたい。

希望ってものは、要はきれいごとでしかないのだ。
欲望が正当化されたものが希望でしかないのだ。
と、思うところから始まる。

「アイドルになりたい!」これは、希望ですね。
「アイドルになりたい!他を蹴落としてでも!」多分こうなったら欲望ですね。
(持論気味なんで、語弊はあるかもです(汗))

でも、汚いことをまったくしないで希望を叶えるのは大変だと思うんですよ。嫌な話。
だからこそ、一歩踏み違えれば希望は欲望になる。
そして、どちらにしろ、それが絶たれた時、それは絶望となる。

つまり、絶望というものは、「望」が絶たれた時に現れるものであり、絶望が詰まった箱ってのは曖昧なんですよね。
(本によっては「ありとあらゆる災厄」とか書いてあったりします)

自分で書いた台本だから自画自賛になってしまうんだけど、4年ぶり?に見て、なるほどなぁ、って感じたこと。
絶望が世に現れ、怒り、邪な気持ち、悲しみが生まれる。人の心にも。
そして最後に、パンドラがもう一度箱を開けて、希望が世に出てきた時、それまで争っていた人達の心が晴れて、「良心」が生まれる。
この辺、ちゃんと頭で整理して書いてたのか当時の自分。
なるほどなーって一人で感心(自画自賛)

あぁ、俺の悪いところ。
文章の筋道を特に立てないでばーって書いてます。
全然論理的文章じゃないですね。小論文解くのは好きです。書くのも得意になります今後。

パンドラの箱の話はやっぱり好きなんで、いつか、また違う形で再挑戦しようと思ってます。
どんな話にしよーかなー

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