だから、面白いもの(そんな面白い日記かけてないけど)を期待してる方は、違うかも。
でも、しっかりした話なんで、よかったら読んで。

今日は、学校休んで、昨日のシンポジウムの講師の先生達の、ワークショップに参加してきました。

えぇと、色々書く前に、まず。講師のジュディス マーキューズさんについて、かいつまんで。
アースプロジェクトという、
 21世紀、この地球に生きる若者達。暴力や貧困、戦争・・さまざまな問題を抱える仲で、私達芸術家が、表現活動を通し、こうした地球環境をよりよいものとするため、どのように貢献できるかを探る。

というようなことを(他にも3つあるけど、割愛)プロデューサーとして、青少年の心のケア・自立をうながすべく、各種のワークショップ活動を世界各国にて提案している。
カナダでも、同様の公演を行い、マスコミや州政府も支持し、大きな成果を得ている。

という方です。

ゲーム感覚の体を使ったワークショップをたくさん行い、人と人とのつながりということや、心の奥にあるものを引き出されるようなワークショップでした。

感想。
驚きです。本当。
いくつか、一人がしたことに対して別の人がリアクションをとっていって、最終的にそれが一つの絵として完成する(説明下手っ)という系統のものをやったんですが、
そういう方向に促したわけでもなく、半分以上が、暴力などといった、アースプロジェクトにもある、青少年の問題として掲げているような作品ができあがっていったのだ。

それはつまり、気付いていないだけで、心の奥底に誰でもそういったものをもっているということ。
中学生から高校生まで。

その中の一つに、
「自分が今まであった、されたくないこと、いやだったけどしたこと、したくないこと(だっけ?)を、彫刻として粘土(相手を見立てて)に作ってください」
というもの。
そして、
「そのポーズに共感できる人が集まってください」
というもので、5つのグループに分かれた。
そして、その5グループで、ディスカッションして、そして、寸劇を作る。

ところがどっこい。
うちの班、妙だったんです。誰も何も、特に意見がない。
彫刻自体もなんとなく作ったものだったそうで。ディスカッションすら始められない状態。周りみんな中学生だったし。
そこで。ていうか、俺は、青少年の問題で一番問題だと思ってることだったんだけど。

「何もない」ということ。
現代の青少年にはあまりにもそれが多いと思う。
「めんどくさい」「だるい」「どうでもいい」
このようなプロジェクトに参加している人や、関心を持ってくれる人、見に来てくれる人は、少しでも通じ合える。
でも、上記のような人は、まったく関わろうともしないだろう。
関われすらしないのだから、どうしようもないだろう。

だから、うちの班は、その「何もない」ということを題材にして、即興の寸劇を行うことにした。
心の何も動かない台詞、意味のない動き、物語のない話。

それを見たジュディスは、「とても孤独を感じました。すばらしい。」
と、評価してくれた。
・・いや、まぁ、どのグループにもすばらしいって言ってたけども(ぉ)
時間があんまりない中で、評価してもらえて嬉しかった。
他の班も、すごい出来だった。
やっぱり、こういうワークショップに自主的に参加してくる人達っていうのは、いいなぁ。

学校休め、とかいえないけど、こういうワークショップにも、昨日いた面々とか参加してほしい。

・・長っ!読んだ方、ありがとうございました。

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