ISBN:4840208042 文庫 上遠野 浩平 メディアワークス 1998/02 ¥578

めざきが、SF小説に目覚めたきっかけ。
なんで急にこのレビューを書くのか。この本に関する話がでたからです。

この小説、もうシリーズで軽く10冊超えてたりするんですがね。
面白いんですよ〜。読んだのが既に2、3年前だから詳しくかけねぇ。

「世界の敵が現れた時、自動的に僕は浮かび上がるんだよ。だから名を、不気味な泡(ブギーポップ)と言う」
みたいな。

で、書きたかったのはこのシリーズ2作目。
「ブギーポップ・リターンズ・VSイマジネーター」
その話には、人の意志に乗り移る、つまり、人の意志を勝手に動かす謎の存在、「イマジネーター」がいるわけです。
それと相対して戦うことこそが、人の第一歩だ、という。

この話を、昨日紹介した渋谷くんから2000文字弱のメールで届く(笑)
なぜなら、今回の彼の役はコロス。今までそんな役をやったことがないうちの演劇部はあたふた。
顧問と彼が話し合って、そこから彼がイメージしたのがブギーポップ。

コロスは象徴。大衆の意志。
ブギーポップは世界の意志。イマジネーターも一人の世界の敵の意志の塊。それを感じ取って。

「おぉ!じゃあ、明日から練習できるね!」
「ゴメン。実はまだぜんぜん決まってないんです」

あほぅ。

そんな突き放し方も面白いタイミングなんで良し。
べた褒めですね。

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